第11回外観先端医療シンポジウム

将来の美と健康 食が作る美 ~賢く食べる、将来のために~

平成28年10月15日(土)東京・六本木の政策研究大学院大学 想海樓ホールにて「第11回外観先端医療シンポジウム 将来の美と健康 食がつくる美~賢く食べる、将来のために~」を開催いたしました。

当法人理事長の内田嘉壽子(かづきれいこ)の他、ゲストには、医学博士で一般社団法人 日本摂食障害協会の理事でもある鈴木眞理先生と、タレントで、コメンテーター・エッセイストとしても活躍中の高木美保さんをゲストにお迎えし、フリーアナウンサーの堤信子さんの司会進行で、「食」に関する基調講演ならびにトークディスカッションを行いました。

 

おかげさまで、150名を超える方にご来場いただき、多くの参加者の方から「とても良かった」とのお言葉を頂戴したシンポジウムとなりました。

 

左から、司会の堤信子さん、ゲストの鈴木眞理先生、高木美保さん、
当法人理事長の内田嘉壽子(かづきれいこ)

【基調講演(要約)】

●かづきれいこ(内田嘉壽子)「健康的なメイクは食から」

最近理事長がインプラントを外す手術のために経験した流動食の生活を振り返り、「噛んで食べることの大切さ・味わえる喜び」を感じ、「キレイであることより健康が一番」、「元気であることがキレイの素」であることを実感したと語りました。「口に入る食べ物はそれ自体が一番の薬」であり、「歯を大事にし、食べられることに感謝しながら、健康であり、元気であれば、そのことが美しさにつながる」と述べました。

●鈴木眞理先生「食と美~内分泌内科医からのメッセージ」

鈴木眞理先生からは、まずホルモンの働きについて「思春期に下垂体が最大化し、そこから成長ホルモンが分泌され、骨を長く太くし、筋肉を合成して、健康な体をつくる。成長ホルモンの増大には、正しい睡眠、運動、アミノ酸・炭水化物・タンパク質の摂取が必要である。心理的ストレスが成長を止めることが分っており、心理的ストレスの軽減には、オキシトシンというホルモンが重要な働きをする」という説明がありました。
そして女性に関しては、「脂肪からレプチンというホルモンが生成され、これが下垂体を刺激して卵巣から女性ホルモンを分泌させる。痩せ過ぎによって女性ホルモンの生成が阻害されることが分っているが、日本の女性はこの20年の間に20~40代の女性で痩せ型が増加している。女性ホルモンは骨のカルシウム量に関係しており、寿命が延びてカルシウム量の減少する閉経期以後の生存期間が長くなっている現在では、骨折による「寝たきり」などのリスクが高まっている。カルシウムだけでなく、骨を強くする栄養素をバランスよく摂取することが重要である」ということを、スライドを使って分かりやすく解説いただきました。

●高木美保さん「食を思索する」

高木美保さんからは、「近年、食や健康に関する情報があふれていて人は『頭でっかち』になっており、本当に体に必要なもの、体が欲しているのを摂っていないのではないかと思われる。どのような食物や食べ方が健によいかは一律に決まるものではなく、人の体質、ストレス度合い、働く環境など、さまざまな要素によって変化する。また、何を食べてはいけないとか、止めないといけないなど、マイナスの感情で食物を摂取しているとストレスが溜まり、かえって健康に悪いことがある。ダイエットするよりは、楽しく食べることで、健康で楽しい毎日を過ごすことが大切である」というお話がありました。
さらに、自身がパニック障がいから立ち直ったこと、米作りをしていること、糖質ダイエットをして失敗したこと、初めて自分で育てたトマトのもぎたてを食べた時、ストレスで凝り固まった細胞がプチプチと音を立てて弾けていくのを感じた時の感動などについて話し、それらの経験から、「Food friendly」という表現を用いて、食べ物を知ろうとすること、食べ物に対してプラス思考でいること、何を食べたいかについて体が発する声を素直に聞くことが大切であると述べられました。

【トークディスカッション】

基調講演の後、休憩時間中に会場から65通の質問票が回収され、堤信子さんの司会で3人の講演者によるトークディスカッションが行われました。現在の職業を選んだ理由、女性ホルモンを長く維持する方法、更年期をどう乗り切るか、顔面のガンで半面を失った友人にどのように寄り添ったらいいか、摂食障害や過食症になりやすい体質はあるか、健康のために毎日食べているものは何か、ストレスとどう付き合うか、ストレスを減らす方法はあるかなど、講演者にとっても切実な問題に関して、ユーモアを交えた活発なディスカッションが行われました。

(トークディスカッションの詳しい内容については、以下のPDF資料をご覧下さい。)

トークディスカッション.pdf
PDFファイル 449.5 KB

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